天の下(読み)アメノシタ

デジタル大辞泉 「天の下」の意味・読み・例文・類語

あめ‐の‐した【天の下】

《空の下、高天原の下の意から》天下。日本全国。あめがした。
「―すでに覆ひて降る雪の光を見れば貴くもあるか」〈・三九二三〉
(「天の下の」の形で)非常な。とんでもない。
「―の空言そらごとならむと思へば」〈かげろふ・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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