天の与うるを取らざればかえってその咎めを受く(読み)てんのあたうるをとらざればかえってそのとがめをうく

精選版 日本国語大辞典 の解説

てん【天】 の 与(あた)うるを取(と)らざればかえってその咎(とが)めを受(う)

  1. ( 「史記‐淮陰侯伝」の「天与弗取反受其咎、時至不行反受其殃」による ) 天の与えるところのものは取るように定められたものであるから、取らないとかえって災いを招くことになる。
    1. [初出の実例]「天のあたふるをとらざれば、かへて其とがをうく、時いたっておこなはざれば、かへて其殃をうくといふ本文あり」(出典:平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android