天の火(読み)アメノヒ

デジタル大辞泉 「天の火」の意味・読み・例文・類語

あめ‐の‐ひ【天の火】

天から降る神秘的な火。
「君が行く道の長手を繰り畳ね焼きほろぼさむ―もがも」〈・三七二四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「天の火」の意味・読み・例文・類語

あめの【天の】 火(ひ)

  1. 天から降ってくる火。神秘な天上の火。
    1. [初出の実例]「君がゆく道の長手をくりたたね焼きほろぼさむ安米能火(アメノひ)もがも」(出典万葉集(8C後)一五・三七二四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android