天一坊大岡政談(読み)てんいちぼう おおおかせいだん

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「天一坊大岡政談」の解説

天一坊大岡政談
てんいちぼう おおおかせいだん

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治22.11(東京吾妻座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の天一坊大岡政談の言及

【扇音々大岡政談】より

…代官伊奈半左衛門が取調べの結果,贋者と判明,梟首になったという。この事件は,大岡越前守と結びつけられ,〈大岡仁政録〉の一つになり,講談師神田伯山が《天一坊大岡政談》として連夜読みつぎ,大ヒットした。中でも天一坊が乗っていた網代の駕籠の詮議から,越前守と伊賀亮が弁舌をたたかわす〈網代問答〉が最大のやま場で,伯山は〈では,明晩は網代問答を〉といって,幾晩も客をつり,ついにはその大入りで〈天一坊蔵〉を建てたという。…

※「天一坊大岡政談」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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