奥処無し(読み)おくかなし

精選版 日本国語大辞典 「奥処無し」の意味・読み・例文・類語

おくか【奥処】 無(な)

  1. どこと果てもない。行きつく果てがない。
    1. [初出の実例]「霞立つ春の長日を奥香無(おくかなく)知らぬ山ぢを恋ひつつか来(こ)む」(出典万葉集(8C後)一二・三一五〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出 長日

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む