女狐(読み)めぎつね

精選版 日本国語大辞典 「女狐」の意味・読み・例文・類語

め‐ぎつね【女狐】

〘名〙 めすの狐。また、男をだます女。芸娼妓の類をいう。
※古活字本毛詩抄(17C前)五「其高い山の王にいて雄狐のめきつねを求てあるくよ」
狂歌・後撰夷曲集(1672)九「今こんと鳴し斗に女狐の穴にや夜の殿を待らん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android