精選版 日本国語大辞典 「如何にもなる」の意味・読み・例文・類語
いかに【如何に】 も なる
- 自暴自棄な気持から、死ぬ意を表わす。どうにでもなる。
- [初出の実例]「惜しからぬ身は、いかにも疾くなりなばやとのみ急がれつるを」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)一)
- 「あな無慚の盛長や。〈略〉一所でいかにもならずして、思ひもかけぬ尼公の共したる憎さよ」(出典:平家物語(13C前)九)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...