妬けく(読み)ねたけく

精選版 日本国語大辞典 「妬けく」の意味・読み・例文・類語

ねたけ‐く【妬く】

  1. ( 形容詞「ねたし」のク語法 ) ねたましいこと。憎らしいこと。
    1. [初出の実例]「ほととぎすいと禰多家口(ネタケク)は橘の花散るときに来鳴きとよむる」(出典万葉集(8C後)一八・四〇九二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android