始めは処女の如く後は脱兎の如し(読み)ハジメハショジョノゴトクノチハダットノゴトシ

デジタル大辞泉 の解説

はじめは処女しょじょごとのち脱兎だっとごと

《「孫子九地から》初めはおとなしく弱々しく見せて敵を油断させ、のちには見違えるほどすばやく動いて敵に防御する暇を与えないという兵法のたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 の解説

始めは処女の如く後は脱兎の如し

初めは処女のように弱々しくふるまい、あとは逃げるウサギのようにすばやく行動する。初めは弱々しく見せかけて敵を油断させたのち、見ちがえるほどの強い力を発揮することのたとえ。

[解説] 「孫子―九地」にあることば。

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