始覚(読み)シカク

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「始覚」の意味・読み・例文・類語

し‐かく【始覚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しがく」とも ) 仏語。発心修行し、次第に迷いを捨てて悟りをひらくこと。→本覚(ほんがく)。〔本覚讚釈(12C前)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の始覚の言及

【本覚思想】より

…本覚とは始覚(しがく)に対する語。始覚とは,はじめて〈さとる〉こと,教えを聞いて修行し,はじめて得られる〈さとり〉。…

※「始覚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む