嫉まし(読み)ソネマシ

デジタル大辞泉 「嫉まし」の意味・読み・例文・類語

そねま・し【嫉まし/妬まし】

[形シク]《動詞「そねむ」の形容詞化》そねみたいさまである。ねたましい。
「いかなる者の又かくはするやらんと、―・しくおぼえければ」〈宇治拾遺・一三〉

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精選版 日本国語大辞典 「嫉まし」の意味・読み・例文・類語

そねまし【嫉・妬・嫌】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 そねみたいさまである。ねたましい。
    1. [初出の実例]「僧、此を見て、何なる者此上には在、此(か)くは水を汲にか有と嫌(そねま)しく思へければ」(出典今昔物語集(1120頃か)二〇)

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