字引と首っ引き(読み)ジビキトクビッピキ

デジタル大辞泉 「字引と首っ引き」の意味・読み・例文・類語

字引じびきくび

一語一語字引を引きながら、努力して読んだり調べたりするさま。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「字引と首っ引き」の意味・読み・例文・類語

じびき【字引】 と 首(くび)っ引(ぴ)

  1. 一つ一つの語について字引をひきながら努力して読むこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「字引と頸っ引でやっとギゾオの文明史を噛りかかった僕が」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android