宅間流(読み)たくまりゅう

精選版 日本国語大辞典 「宅間流」の意味・読み・例文・類語

たくま‐りゅう‥リウ【宅間流】

  1. 〘 名詞 〙 和算流派一つ江戸時代、享保・元文(一七一六‐四一)の頃、大坂天満に住んだ数学者宅間源左衛門能清のはじめたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の宅間流の言及

【関流】より

…関流は建部賢弘,中根元圭,久留島義太ほか多数のりっぱな数学者が輩出したので他の流派を圧倒した。関西では宅間能清を始祖とする宅間流があり,鎌田俊清というりっぱな数学者が出た。大島喜侍の弟子三池市兵衛を始祖とする三池流は金沢を中心として広がった。…

※「宅間流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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