安久節

デジタル大辞泉プラス 「安久節」の解説

安久(やっさ)節

宮崎県都城市の民謡。安久(やすひさ)町周辺で、武士士気を鼓舞するために歌われたもの。鹿児島の民謡『鹿児島おはら節』の基になったとする説がある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の安久節の言及

【小原節】より

…民謡。オハラ(オワラ)節とよばれる民謡は,《津軽小原節》《秋田小原節》《越中おわら節》《鹿児島小原良節》など各地にみられるが,いずれも歌詞の最後の一句の前にオハ(ワ)ラというはやしことばを伴う。オハ(ワ)ラの語源は不詳。《会津磐梯山》の小原庄助なる人物の姓も,このはやしことばが人名に感じられたところから生まれたものかもしれない。これと似た形にはほかにヤッサ(宮崎県の《安久(やつさ)節》)やアレサがある。…

※「安久節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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