安食南村(読み)あんじきみなみむら

日本歴史地名大系 「安食南村」の解説

安食南村
あんじきみなみむら

[現在地名]豊郷町安食南・三ッ池みっいけ

四十九院しじゆうくいん村から中山道を少し西へ入ったところにあり、北は安食西村。慶長高辻帳には南村として高九五九石余とある。元禄八年大洞弁天寄進帳によれば男一八〇・女一七八、寺社方男五・女三。田より畑が少なく、用水はなく釣井戸掛りで、女は布を織り、男はさしたる手仕事なしとある(宿村大概帳)。枝郷三ッ池村独立後の明治一一年(一八七八)の安食南村誌(豊郷村史)に田四〇町余・畑五町余・宅地三町余、総計五二町余、戸数五六・人口二一二とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 一乗寺 仏像

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む