20世紀日本人名事典 「宍戸寿雄」の解説
宍戸 寿雄
シシド トシオ
昭和・平成期の経済学者 元・東洋学園大学学長;元・経済企画庁調査局長。
- 生年
- 大正10(1921)年3月8日
- 没年
- 平成11(1999)年7月8日
- 出生地
- 岡山県小田郡矢掛町
- 出身地
- 福岡県
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学工学部航空学科〔昭和17年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 勲三等旭日中綬章〔平成3年〕
- 経歴
- 戦時中は海軍技術大尉として特攻機の研究に従事。戦後東京大学航空研究所勤務を経て、官庁エコノミストに転向。高度成長期に経企庁で経済白書を3回手がけ、注目された。昭和37年経企庁内国調査課長、44年調査局長、45年日興リサーチセンター理事長を経て、57年国際大学副学長、のち教授。59年建設経済研究所理事長兼務。62年東洋女子短期大学教授、平成4年東洋学園大学学長。主著に「東南アジア援助を考える」「日本経済の成長力」「援助大国日本の選択」「海外投資の新時代」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報