実質的価値(読み)じっしつてきかち

精選版 日本国語大辞典 「実質的価値」の意味・読み・例文・類語

じっしつてき‐かち【実質的価値】

  1. ドイツの哲学者シェーラーがカントの形式的価値に対して用いた語。事実と区別されて、それ自身で客観的な段階秩序を形成している価値。感得選取などの本質直観により、生き生きと把捉される快苦・幸不幸などの価値。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android