実質的価値(読み)じっしつてきかち

精選版 日本国語大辞典 「実質的価値」の意味・読み・例文・類語

じっしつてき‐かち【実質的価値】

  1. ドイツの哲学者シェーラーがカントの形式的価値に対して用いた語。事実と区別されて、それ自身で客観的な段階秩序を形成している価値。感得選取などの本質直観により、生き生きと把捉される快苦・幸不幸などの価値。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android