最新 地学事典 「富士川河口断層帯」の解説
ふじかわかこうだんそうたい
富士川河口断層帯
Fujikawa-kako fault zone
富士川河口(入山瀬断層)から星山丘陵(大宮断層)・羽鮒丘陵東縁部(安居山断層)・天子山地東縁部(芝川断層)に分布する逆断層からなる断層帯。いずれも西傾斜の衝上断層であり,完新世における平均上下変位速度は7m/千年に達する。本断層帯は駿河トラフのプレート境界断層の陸上延長にあたる。1854年安政東海地震(M8.4)の際には富士川河口西岸に「蒲原地震山」が生じたとされ,入山瀬断層の一部が活動した可能性がある。
執筆者:石山 達也
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

