寺洞(読み)じどう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「寺洞」の意味・わかりやすい解説

寺洞
じどう / サトン

北朝鮮平壌(ピョンヤン)市の東郊にある無煙炭産地。平南南部炭田に属する平壌炭田で、1907年開発された。炭層は古生代平安系の寺洞統に含まれている砂質頁岩(けつがん)、黒色粘板岩などの互層中に8~9の炭層をなしている。炭層は地殻変動により粉炭化している。

[魚 塘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android