日本大百科全書(ニッポニカ) 「寺洞」の意味・わかりやすい解説 寺洞じどう / サトン 北朝鮮、平壌(ピョンヤン)市の東郊にある無煙炭産地。平南南部炭田に属する平壌炭田で、1907年開発された。炭層は古生代平安系の寺洞統に含まれている砂質頁岩(けつがん)、黒色粘板岩などの互層中に8~9の炭層をなしている。炭層は地殻変動により粉炭化している。[魚 塘] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例