封判(読み)ふうはん

精選版 日本国語大辞典 「封判」の意味・読み・例文・類語

ふう‐はん【封判】

  1. 〘 名詞 〙ふういん(封印)
    1. [初出の実例]「奉行人同毎継目、可封判於両方文書也」(出典:近衛家本追加‐仁治二年(1241)六月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の封判の言及

【封印】より

…一般に,物が無断で開かれたり,扱われたりすることを禁じるために,封じ目に印を押すこと,またその印章自体をいい,鈐印(けんいん),封判とも称される。秘匿されるべき内容をもつ書状や,契約書,宣誓書などの重要文書に用いられることが多く,しばしば呪術的・象徴的な意匠の図形,あるいは神名や王名を刻んだ印章が,粘土(封泥)や蠟(封蠟),まれに金属に押されて封じられる。…

※「封判」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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