射覆(読み)せきふ

普及版 字通 「射覆」の読み・字形・画数・意味

【射覆】せきふ

かくした物をあてさせる。〔漢書、東方朔伝〕上(しやう)嘗(かつ)て數家をして射せしむ。守宮を盂中に置く。~。皆中(あつ)ること能はず。曰く、~是れ守宮に非ずんばち蜥蜴(せきえき)(とかげ)ならんと。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の射覆の言及

【易】より

…また,南宋の陸九淵(象山)は地方官であったとき,冬に雪が降らないのでその年の凶作を心配し,乾の卦を描いて堂に掲げ,香花を供えて雪を祈ったといわれる。また,易占によって射覆(せきふ)(おおいの中身をあてる透視術)をし,易者の力くらべをする座興も行われた。易学易経【三浦 国雄】。…

※「射覆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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