小提重(読み)こさげじゅう

精選版 日本国語大辞典 「小提重」の意味・読み・例文・類語

こ‐さげじゅう‥さげヂュウ【小提重】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さげじゅう」は「さげじゅうばこ(提重箱)」の略で、携行用の組重箱のこと )提重箱の小さいもの。こさげ。
    1. [初出の実例]「アアままよ、そんなら独り楽しむじゃと立退いて小提重(コサゲヂュウ)、仲居腰元打交り、さいつおさへつ酌交せば」(出典浄瑠璃・富仁親王嵯峨錦(1721頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む