小林化工の睡眠剤混入問題

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小林化工の睡眠剤混入問題

福井県あわら市の小林化工製造販売する経口抗真菌剤イトラコナゾール錠50「MEEK」の製造過程で、1錠当たり最大投与量の2・5倍の睡眠導入剤成分が混入した問題。作業員が原料をつぎ足す際に容器を取り違えたためで、品質検査で混入を示すデータが検出されたが、検証せず出荷した。県の調査では事業拡大を背景に、品質試験結果の捏造ねつぞうや製造記録の偽造といった法令違反が長年横行し、経営陣も黙認していたことが判明した。

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