長年(読み)ちょうねん

精選版 日本国語大辞典「長年」の解説

ちょう‐ねん チャウ‥【長年】

〘名〙
① ながい年月。永年。ながねん。
※文華秀麗集(818)下・神泉苑九日落葉篇〈嵯峨天皇〉「対此長年悲、含情多思」
② ながいき。長寿。長命。長齢。また、としより。
※和漢朗詠(1018頃)下「風に臨める抄秋の樹 酒に対へる長年の人〈白居易〉」 〔管子‐中匡〕
③ 少壮の年。成長した年。
※本朝麗藻(1010か)下・贈心公古調詩〈具平親王〉「少日受君業、長年識君恩
④ (━する) =ちょうねん(重年)
稽本・浮世風呂(1809‐13)二「只今までとうとう長年(チャウネン)致ましたが」
⑤ としうえ。年長。〔漢書‐高五王伝・斉悼恵王肥子〕

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デジタル大辞泉「長年」の解説

ちょう‐ねん〔チヤウ‐〕【長年】

[名](スル)
長い年月。ながねん。
ながいき。長寿。長命。「師の長年寿ことほぐ」
少壮の年。成年。
「—の今継母に逢へり」〈太平記・一二〉
年限を重ねて奉公すること。重年ちょうねん
「御婚礼までお着き申さうと存じまして、只今までとうとう—致しましたが」〈滑・浮世風呂・二〉

なが‐ねん【長年/永年】

長い年月。久しい間。多年。「—の習慣」「—住みなれた家」
[類語]多年永代永劫永年積年長年月幾星霜

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション「長年」の解説

ながとし【長年】

鳥取の日本酒。酒名は、南北朝時代南朝方武将名和長年にちなむ。米子市淀江町にあった「長年酒造」の銘柄だったが、現在は「千代むすび酒造」が受け継ぐ。蔵元の「千代むすび酒造」は慶応元年(1865)創業。所在地は境港市大正町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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