小猿偏(読み)こざるへん

精選版 日本国語大辞典 「小猿偏」の意味・読み・例文・類語

こざる‐へん【小猿偏】

  1. 〘 名詞 〙こざとへん(小里偏)」の古称
    1. [初出の実例]「三 阿の字などを、小猨篇(コザルヘン)と云ふ。都の字等の作(つくり)を大さると云ふ」(出典壒嚢鈔(1445‐46)三)

小猿偏の補助注記

「さる」は猿であろうが、なぜこう言うのかは不明。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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