精選版 日本国語大辞典 「尾ろのはつお」の意味・読み・例文・類語 おろ【尾ろ】 の はつお ( 「はつお」は「初麻」 ) 鳥の尾のような、その年最初に収穫した麻。一説に、「はつお」は「端つ尾」の意で、鳥の尾の中で一番長い尾の意ともいう。山鳥の尾ろのはつお。→端尾(はつお)。[初出の実例]「山鳥の乎呂能波都乎(ヲロノハツヲ)に鏡懸け唱ふべみこそ汝に寄そりけめ」(出典:万葉集(8C後)一四・三四六八)尾ろのはつおの補助注記中古末の万葉趣味によって使われるようになった歌語。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例