尾白村(読み)おじろむら

日本歴史地名大系 「尾白村」の解説

尾白村
おじろむら

[現在地名]五泉市尾白

阿賀野川左岸の低湿地にあり、東は小栗山おぐりやま村、西は猿和田さるわだ村に接する。寛文一三年(一六七三)の村上御領分組々村数并高付大庄屋付(大滝家文書)では笹堀組に属し、貞享元年(一六八四)郷村高辻帳には高一二八石五斗余とある。宝永七年(一七一〇)幕府領、正徳元年(一七一一)高田藩領、文政六年(一八二三)忍藩領、天保元年(一八三〇)沼津藩領となり、安政二年(一八五五)の沼津領村々明細書上帳(五泉郷土史)には高一四四石五斗余(田高八九石二斗余・畑高五五石二斗余)、反別一七町七反余(田六町六反余・畑一一町一反余)、家数一四(本百姓一三・水呑一)、人数六一(男二八・女三三)とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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