屋根の上の牡牛

デジタル大辞泉プラス 「屋根の上の牡牛」の解説

屋根の上の牡牛

フランスの作曲家ダリウス・ミヨーのバレエ音楽(1919)。原題《Le Bœuf sur le Toit》。『屋根の上の牛』とも呼ばれる。第一次世界大戦中にブラジルで滞在した折に接した大衆音楽着想を得て作曲された。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の屋根の上の牡牛の言及

【ミヨー】より

…論理的構成と多調性,ラテン的明澄性と抒情性を特徴とし,いわゆる新古典的作風を示している。代表作にクローデルの台本によるオペラ《クリストフ・コロン》(1928),J.コクトーの台本によるバレエ曲《屋根の上の牡牛Le bœuf sur le toit》(1919),B.サンドラールの台本による,同《世界の創造》(1923),オーケストラ曲《ブラジルの思い出》(1921),同《プロバンス組曲》(1936),2台のピアノのための《スカラムーシュ》(1937)などがある。【寺田 兼文】。…

※「屋根の上の牡牛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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