屡尿(読み)しばゆばり

精選版 日本国語大辞典 「屡尿」の意味・読み・例文・類語

しば‐ゆばり【屡尿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 病状が進むと頻尿となるところから ) 淋病(りんびょう)古名。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の屡尿の言及

【淋病】より

…淋菌の感染によって起こる性病の一種で,医学的には淋疾という。古くは淋毒あるいは消渇(しようかち),屢尿(しばゆばり)とも呼ばれた。中国,インド,ヘブライ,ローマ,アラビアの古い書物にいろいろと記載されているが,そのころは,その他の性病とはっきり区別されていたわけではなかった。…

※「屡尿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android