岸の額(読み)きしのひたい

精選版 日本国語大辞典 「岸の額」の意味・読み・例文・類語

きし【岸】 の 額(ひたい)

  1. 岸の突き出た所を、人間の額にみたてていう語。岸の出っぱった所。
    1. [初出の実例]「身観ば岸額に根離る草」(出典:観智院本三宝絵(984)序)
    2. 「浪かくる岸の額のめなれ木のめ馴れて妹とぬる由もがな」(出典:六条修理大夫集(1123頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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