島替(読み)しまがえ

精選版 日本国語大辞典 「島替」の意味・読み・例文・類語

しま‐がえ‥がへ【島替】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代島流しになった罪人島地で再び罪を犯したとき、さらに遠い島へ流すこと。〔禁令考‐別巻・棠蔭秘鑑・亨・八四(1841)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の島替の言及

【遠島】より

…遠島地への航海中に難船すれば,あらためて船を仕立てて送った。流人として不良の行為があれば島替(しまがえ)に処するが,実際は死刑にした。島からの逃亡を島抜(しまぬけ),島紛失などというが,浦触(うらぶれ)という触書を発して捜索し,逮捕されればその島で死罪となった。…

※「島替」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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