崇神天皇陵(読み)すじんてんのうりょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「崇神天皇陵」の意味・わかりやすい解説

崇神天皇陵
すじんてんのうりょう

奈良県天理市柳本町にある古墳行燈山古墳と呼ばれることが多い。また,山辺道勾岡上陵とも呼ばれる。前方後円墳で,代表的な丘尾切断の形をとっており,前期古墳とみられている。

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国指定史跡ガイド 「崇神天皇陵」の解説

すじんてんのうりょう【崇神天皇陵】


⇒行燈山古墳(あんどんやまこふん)

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の崇神天皇陵の言及

【山辺の道】より

…奈良県北部,奈良盆地の東辺を山すそに沿って桜井市の三輪から巻向(まきむく),天理市の石上(いそのかみ),布留を経て奈良まで多少曲折しながら南北に通じていたとみられる古道。《古事記》には崇神天皇陵は山辺の道の勾(まがり)の岡の上に,景行天皇陵は山辺の道の上にあると記されている。また《日本書紀》武烈天皇即位前紀にみえる歌謡には,石上~布留~高橋~大宅~春日~小佐保~乃楽山(ならやま)という北上する道筋が詠みこまれている。…

※「崇神天皇陵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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