あんどん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

あんどん

行灯とも書く。あんどうともいう。油皿を置く台の周囲に立方形または円筒形の枠をつくり,これに紙を張り,風のために火がゆらがないようにした灯火器の一種。油皿には各種の油を入れ,灯心を用いて火をともす。江戸時代には広く用いられた。居室の照明に用いる座敷あんどんのほか,店先に広告を兼ねて置く店先あんどんなど種類が多い。明治時代に入って石油ランプが普及するまで,灯火器の主流をなしていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

エミュー

ヒクイドリ目エミュー科。ダチョウに似た大型の飛べない鳥。オーストラリア固有種で,国鳥。全長 140~164cm,背丈 150~190cmで,雌のほうがやや大きい。翼は羽毛に覆われて見えないが,約 20...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

あんどんの関連情報