嵐蘭(読み)らんらん

改訂新版 世界大百科事典 「嵐蘭」の意味・わかりやすい解説

嵐蘭 (らんらん)
生没年:1647-93(正保4-元禄6)

江戸前期の俳人。姓は松倉,名は盛教,通称は又五郎,また文右衛門,甚兵衛。初め板倉侯に仕えたが,1691年致仕,江戸浅草に住んだ。延宝期(1673-81)以来の蕉門俳人で,《桃青門弟独吟廿歌仙》以後諸書に入集,92年《罌粟合(けしあわせ)》を刊行したが,翌年8月27日没。芭蕉は〈悼嵐蘭詞〉を書いて剛直清廉の士であったことを称し,これを悼んだ。〈はつ市や雪に漕来る若菜船〉(《猿蓑》)。
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