ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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沖縄県沖縄本島中部の東海岸、金武湾(きんわん)に面してあった旧市名(石川市)。現在はうるま市の北西部を占める。旧石川市は1945年(昭和20)美里(みさと)村(現、沖縄市の一部)から分離し、市制施行。2005年(平成17)具志川(ぐしかわ)市、中頭(なかがみ)郡与那城(よなしろ)町、勝連(かつれん)町と合併、うるま市となった。旧石川市の市街地は海岸低地の砂浜地からなり、背後は北部から続く脊梁(せきりょう)山地と、開析(かいせき)された丘陵地。また、市街地と西海岸の恩納(おんな)村仲泊(なかどまり)間は沖縄本島での最地狭部である。東海岸を南北に貫く国道329号が通り、また沖縄自動車道が通じ、中南部と北部とを結ぶ交通の要地。第二次世界大戦の沖縄戦中、アメリカ軍が避難民収容所を設置したことから、戦前の人口1800人が3万5000人に急増した。1945年琉球(りゅうきゅう)政府の前身である沖縄諮詢会(しじゅんかい)がこの地に設立されるなど、戦後沖縄の政治、経済、教育、文化の中心地として知られる。1946年10月、沖縄諮詢会は佐敷(さしき)町に移り、避難民の故郷への帰村が始まったことから、人口は漸減をたどった。市街地は、戦前の碁盤形の村落の名残(なごり)をとどめ、整然とした道路割りがみられる。アメリカ軍用地の大半は返還された。海岸は石川ビーチと称し、アメリカ軍専用の海水浴場であったが、現在は住民の憩いの場。卸・小売り・サービス業に特化した消費都市であるが、農業も盛んで、サトウキビ、茶などが栽培され、近年はミカン、メロン、マンゴー、養豚が盛ん。伊波(いは)城跡、伊波貝塚(国指定史跡)がある。闘牛が盛んで闘牛場がある。
[堂前亮平]
『『石川市誌』(1975・石川市)』
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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