巡廻郷(読み)めぐりごう

日本歴史地名大系 「巡廻郷」の解説

巡廻郷
めぐりごう

和名抄」高山寺本・東急本に「巡」、刊本に「巡廻」と記され、ともに訓を欠く。「常陸誌料郡郷考」は「巡ハ川の誤、(中略)川廻、川曲同」とする。川曲かわわの名は「続日本紀」神護景雲二年(七六八)八月一九日条に鬼怒きぬ川の改修工事に関連して「常陸国新治郡川曲郷受津村」とあり、また「将門記」には「新治郡川曲村」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android