工業ガソリン(読み)こうぎょうガソリン

百科事典マイペディアの解説

工業ガソリン【こうぎょうガソリン】

燃料としてではなく,各種産業用に使用されるガソリン。沸点範囲が狭く,洗浄溶解,抽出などに適する。ベンジン(30〜150℃,しみ抜き,洗浄用),ゴム揮発油(80〜160℃,ゴム加工,再生用溶剤),大豆揮発油(60〜90℃,油脂抽出用),ミネラルスピリット(205℃以下,塗料溶剤),クリーニングソルベント(150〜210℃,ドライクリーニング,塗料用)など。

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世界大百科事典内の工業ガソリンの言及

【ガソリン】より

…沸点範囲が30~220℃の石油留分(中間製品)および製品の総称。ガソリンの主要な用途は,ガソリンエンジン用燃料としての自動車ガソリンおよび航空ガソリン,ならびに溶剤としての工業ガソリンであるが,その大部分は自動車ガソリンであり,航空ガソリンはジェット機の発達した今日ではほんの一部を占めるにすぎない。品質,性状はそれぞれの用途によって異なるが,一般的には常温・常圧下で揮発しやすく,引火性が大きく,またその蒸気が空気と適当な濃度範囲(約1~7容量%)で混合すると爆発的に燃焼する可能性があるので,取扱いには注意を要する。…

※「工業ガソリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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