デジタル大辞泉 「洗浄」の意味・読み・例文・類語 せん‐じょう〔‐ジヤウ|‐デウ〕【洗浄/洗×滌】 [名](スル)1 薬品などで洗いすすぐこと。「胃を―する」2 (洗浄)洗い清めること。特に、心身を洗い清めること。[補説]「洗滌」は正しくは「せんでき」で、「せんじょう」は慣用読み。「洗浄」はその書き換え字で、本来は別語。[類語]洗濯・クリーニング・ドライクリーニング・ウェットクリーニング・洗あらい濯すすぎ・浣衣かんい・濯すすぎ物・洗い物・丸洗い・解とき洗い 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「洗浄」の意味・読み・例文・類語 せん‐じょう‥ジャウ【洗浄】 〘 名詞 〙① ( ━する ) 洗いきよめること。[初出の実例]「梵唄殊勝にして、清響塵俗の心耳を洗浄(センジャウ)せり」(出典:読本・近世説美少年録(1829‐32)二)[その他の文献]〔尹廷高‐過故里感懐詩〕② ( ━する ) 仏語。身心を洗いきよめること。[初出の実例]「仏法によりて仏法を保任するにこの儀あり、これを洗浄と称す」(出典:正法眼蔵(1231‐53)洗浄)[その他の文献]〔釈氏要覧‐下〕③ 仏語。律で定める、根や茎などを食するときの作浄法(さじょうほう)の一つ。水で洗うこと。〔五分律‐二六〕④ ⇒せんじょう(洗滌) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例