己等・俺等(読み)おいら

精選版 日本国語大辞典 「己等・俺等」の意味・読み・例文・類語

おい‐ら【己等・俺等】

〘代名〙 自称。「おれら」の変化したものといわれる。男が用いるのが普通であるが、江戸時代には町人の女も用いた。おれ。おら。
※雑俳・三国志(1709)「どの様な茶がおいらには似合ふぞい
滑稽本浮世風呂(1809‐13)前「おいらも弱虫じゃアねへよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報