巻き落とす(読み)まきおとす

精選版 日本国語大辞典 「巻き落とす」の意味・読み・例文・類語

まき‐おと・す【巻落・捲落】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 寄せ手を逆に攻めて、押し落とす。
    1. [初出の実例]「寄手五百余人真逆に巻(マキ)落され、我先にと舟にぞ込み乗ける」(出典太平記(14C後)一七)
  3. 相撲で、まきおとしの技をかけて勝負を決める。〔相撲講話(1919)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 マキ 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む