デジタル大辞泉 「布雲」の意味・読み・例文・類語 にの‐ぐも【▽布雲】 布のように横になびいている雲。にぬぐも。「夕さればみ山を去らぬ―のあぜか絶えむと言ひし児ろはも」〈万・三五一三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「布雲」の意味・読み・例文・類語 にの‐ぐも【布雲】 〘 名詞 〙 ( 「にの」は「ぬの(布)」の上代東国方言 ) 布を敷いたようにたなびいている雲。にぬぐも。[初出の実例]「夕さればみ山を去らぬ爾努具母(ニノグモ)の何(あぜ)か絶えむと言ひし児ろはも」(出典:万葉集(8C後)一四・三五一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例