希有希有(読み)けうけう

精選版 日本国語大辞典 「希有希有」の意味・読み・例文・類語

けう‐けう【希有希有】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 非常に珍しい様子。きわめてまれなさま。不思議なさま。
    1. [初出の実例]「この入道殿下の御一門よりこそ太皇大后宮、皇大后宮、中宮三所いでおはしましたれば、まことに希有々々の御さいはひなり」(出典:大鏡(12C前)五)

けうけう‐し【希有希有】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 きわめてまれである。不思議である。〔運歩色葉(1548)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android