常初花(読み)トコハツハナ

デジタル大辞泉 「常初花」の意味・読み・例文・類語

とこ‐はつはな【常初花】

いつも初めて咲いたように美しい花。
たぐへれどいやなつかしく相見れば―に心ぐしめぐしもなしに」〈・三九七八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「常初花」の意味・読み・例文・類語

とこ‐はつはな【常初花】

  1. 〘 名詞 〙 いつも咲いたばかりのように美しい花。永久に新しい花。
    1. [初出の実例]「いやなつかしく あひ見れば 登許波都波奈(トコハツハナ)に 心ぐし 目ぐしも無しに」(出典万葉集(8C後)一七・三九七八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android