現代外国人名録2016 「常昊」の解説
常 昊
ジョウ・コウ
Chang Hao
- 職業・肩書
- 棋士 囲碁9段(中国棋院) 元中国天元
- 国籍
- 中国
- 生年月日
- 1976年11月7日
- 出生地
- 上海
- 学歴
- 北京第109中学校
- 経歴
- 5歳の時、上海・体育宮で囲碁を習い始める。1985年上海を訪れた藤沢秀行名誉棋聖をして“天才神童”と驚かせた。’87年両親を上海に残し、囲碁の勉強のため単身北京へ。’86年全国少年大会に優勝、以後国内外の大会を制し、“小冠王”(少年チャンピオン)の異名をとる。同年入段。’88年パリでの国際青少年囲碁大会で優勝。’89年国内個人戦7位。’90年広島での第12回世界アマチュア囲碁選手権で13歳の史上最年少チャンピオンになる。’94年6段。’96年全国大会優勝。同年以来世界囲碁選手権富士通杯に4回出場。同年8段。’97年馬暁春9段を破り、天元位を獲得。21歳での天元位獲得は馬暁春の24歳を破る中国最年少記録。’98年3月王磊6段を下し初防衛、2001年5連覇。1999年、2001年日中天元戦を制する。2002年3月黄奕中に敗れ天元位を失う。2005年応昌期杯、2007年三星火災杯、2009年春蘭杯で優勝。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報