平地住居(読み)へいちじゅうきょ

旺文社日本史事典 三訂版 「平地住居」の解説

平地住居
へいちじゅうきょ

地表床面とする住居
竪穴住居や高床建築に対する概念。壁を石などでつくった場合は別として,発見が困難である。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の平地住居の言及

【竪穴住居】より

…この種の住居は,夏は涼しく,冬は保温に富み暖かである利点がある反面,土間が湿潤になりやすい欠点がある。そこで,低地に設ける住居として,半地下式にするのではなく,地表を床面としてその床の周囲に土堤をめぐらせて水の流入を防ぎ,そこへ屋根を伏せた平地住居とも呼ばれるものも,ところにより採用されている。竪穴住居は先史時代には世界中どこでも一般に採用されており,標準的な住居形式であった。…

※「平地住居」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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