…炭占は置炭ともいい,燠火による占いで,信州では松足と称して飾松を焼いて行った。この他の方法としては,餅を小正月の夜に角膳の白米の上に載せて1晩置き,米の付きぐあいで早・中・晩稲の豊凶を判断する〈年見〉や,〈水斗(みずばかり)〉と称して正月14日の月影が曲物に差し込むのに応じて水を入れ,それを目盛に合わせて量を知り,これに基づいて灌漑の用意をしたり,若水の桶に穀粒を落として沈みぐあいにより作柄を見る〈水試(みずだめ)し〉という方法もあった。いずれも,年の初めや季節の変り目にあたって自然の中に潜む神意を感じとり,それに従って行動しようとする意図がある。…
※「年見」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...