幼なし(読み)いときなし

精選版 日本国語大辞典 「幼なし」の意味・読み・例文・類語

いとき‐な・し【幼なし】

〘形ク〙 =いとけない(幼)
書紀(720)顕宗元年正月(図書寮本訓)「在(イトキナイトキ)にして勤め、謙(へりくだ)り恭(ゐやま)ひ慈(うつくし)び順(したが)ふ」
徒然草(1331頃)五九「老いたる親、いときなき子、君の恩、人の情、捨てがたしとて捨てざらんや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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