広江新田(読み)ひろえしんでん

日本歴史地名大系 「広江新田」の解説

広江新田
ひろえしんでん

[現在地名]大府市大府町

大符おおぶ村の東隣、境川沿いに位置する。宝永四年(一七〇七)尾張藩の直新田として縄入があり、一五四石余となった。「大府町史」によると、天明(一七八一―八九)の頃に山崎又七が大符の庄屋鷹羽藤兵衛と相談し、浜田を開墾しようと地主の鍵屋伝兵衛に願い、着手したが開墾事業は一頓挫した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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