山川 日本史小辞典 改訂新版 「広隆寺弥勒菩薩半跏像」の解説
広隆寺 弥勒菩薩半跏像
こうりゅうじみろくぼさつはんかぞう
2体あり,1体はとくに著名で宝冠弥勒ともよばれ,新羅時代の造像。高さ84.2cm。もう1体は泣き弥勒・宝髻(ほうけい)弥勒ともよばれ,7世紀日本の造像。高さ66.3cm。887年(仁和3)の「広隆寺資財交替実録帳」に載る2体の金色弥勒菩薩像と思われる。ともに国宝。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報