底が入る(読み)そこがいる

精選版 日本国語大辞典 「底が入る」の意味・読み・例文・類語

そこ【底】 が 入(い)

  1. ( 「底を入れる」の自動詞的表現 ) 飲食する。本格的に飲食する前にすでにある程度飲食してある意にいうことが多い。
    1. [初出の実例]「王植が妻酔揚妣、底(ソコ)(イ)る酒のほに顕れ、ほらりほらりと立出づる」(出典浄瑠璃・諸葛孔明鼎軍談(1724)関羽二段)
  2. 大阪の堂島米相場で、底値に達する。底を入れる。〔稲の穂(1842‐幕末頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む